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ロゴの小話

建設業のロゴマークをデザインするときのポイント

建設業の経営をしているときにロゴマークを制作して活用したいと思うことがあるでしょう。建設業ではロゴマークをデザインするときにどのような考え方を持つと良いのでしょうか。この記事ではロゴマークを制作する目的に着目して重要なポイントを紹介します。

効果が上がるロゴマークを手掛けるためにぜひ参考にしてください。

合わせて読む:80年代に制作されたロゴマークで現在も使われているハイセンスなマーク

ロゴマークの目的を明確にしよう

起業するのだからロゴマークがあった方が良いのではないか、他社もロゴマークを持っているから自社でも作った方が負けないのではないかという漠然とした考え方でロゴマークを制作しようと思い立つこともあります。しかし、ロゴマークは目的意識を持って制作するもので、自社が抱えている課題を解決するために活用するのが重要です。

起業のタイミングの場合にもロゴマークを使って何を達成したいのかを考え、具体的な目的を持つことが大切です。建設業では近年、多くの課題に悩まされるケースが増えてきました。バブル崩壊後は大型ビルの建設などが少なくなり、マンションやアパートなどもあまり建てられなくなってきています。

総数が少ない案件をいかにして獲得するかが大きな課題です。ビジネス面では他社に比べて自社を選んでもらい、受注を増やすのが重要になります。建設業では人材の確保に苦労しているケースも少なくありません。建設業の現場での仕事には大勢のスタッフが必要で、正社員に加えて契約社員やアルバイトも起用していることがよくあります。

有資格者の必要性も高まっていることから、優秀な人材をスムーズに獲得することが需要課題になっています。採用活動をスムーズに進めることも企業として取り組まなければならないことです。一方、建設業では人が辞めていくケースも目立っています。

高度経済成長期くらいまでは日本では就職したら同じ職場で定年まで働き続けるのが正しいという考え方が広まっていました。しかし、転職してより良い働き方を目指すことが推奨されるようになり、退職者が目立つようになっています。

建設業でも大きな課題となっているため、内部ブランディングをしてこの企業で働き続けたいという気持ちを持たせることが重要です。このような課題のソリューションとして活用できるのがロゴマークです。建設業としてどの課題に取り組みたいのかをよく考えて、どのような使い方をするのかをイメージしてからロゴマークをデザインしましょう。

建設業はBtoBビジネスを意識

ビジネスの推進を目的としてロゴマークを制作する場合には外部ブランディングの戦略を立てることになります。建設業はBtoBビジネスで、顧客となる企業も限られるのが特徴です。ビルやマンションなどの建設業者に直接発注するケースもあるのは確かで、設計からコンサルティングまで幅広く対応できるのなら経済力のある企業はほぼ全てターゲットになります。

しかし、中小企業ではなかなか自社ビルを建てるような経済力はなく、福利厚生のために社員寮を建てるのも無理があるでしょう。そのため、全体数から考えるとほんの一部でしかない大手企業がこの観点ではターゲットです。(関連サイト ... ビズアップ ... 会社ロゴ制作)

実際のメインターゲットになるのは不動産会社や設計事務所、ハウスメーカーなどの不動産業界の企業です。一部の金融機関も不動産の運用をしているのでターゲットになります。このような企業に存在をアピールしていき、建設の際に依頼先の候補として挙げてもらえるようにするのが重要です。

デザインとしては記憶に残りやすいことを大切にしてシンプルに仕上げましょう。

パンフレットやポスター、ノベルティなどに気軽にプリントして使えるようにするのが基本です。

採用目的なら認知向上が重要

ロゴマークを採用目的で活用したい場合にも外部ブランディングの戦略を考えることになりますが、ビジネス目的の場合とは考え方が異なります。ブランディングのターゲットが企業ではなく個人になるからです。建設業に興味がある人や建築、土木などで経験を積んできた人たちの記憶に留まるように認知向上を重視したデザインをするのが大切です。

個人の場合には企業をターゲットにするのと違って主観に訴えかけるのが効果的だと言われています。建設業に興味がある人は建物に興味があることが多いため、ロゴデザインには建物を活用するのが良いでしょう。自社が手掛けてきた建物があるなら、モチーフにしてアピールすると強みがよくわかります。

ビルやマンション、商用施設など、さまざまな種類の建物の中で、自社が専門的に建設できるものがあるならデザインに取り入れるのが理想的です。人材とのマッチングも成功しやすくなるため、強みが見えるデザインのロゴマークにしましょう。

社員に魅力を伝えたいならコンセプトが肝心

人財が辞めていかないように魅力的な企業だと感じて働き続けてもらいたいなら内部ブランディングを意識してロゴマークを制作しましょう。内部ブランディングではコンセプトが重要です。何を大切にする会社にしたいのかをこのタイミングで今一度考えてみましょう。

企業理念やビジョン、行動規範などを定めているなら、きっと共感する社員が集まっているはずです。企業理念などをコンセプトにして、一目でわかるデザインのロゴマークにすると結束力が高まります。ロゴマークをシンボルにして社員が協調できるようになると、この企業で働き続けたいという意識が向上します。

企業理念などがまだ整っていない場合には社員の意見も聞いてコンセプトを打ち立てましょう。現状の社員に働き続けてもらうためには、意見を吸い上げることが大切です。アンケートや面談を通して意見を聞き、デザインに反映させるのが大切です。

複数の目的がある場合の考え方

複数の目的がある場合には優先順位を決めるのが適切です。目的に応じて複数のロゴマークを作ってしまうとブランドの統一感が失われてしまいます。基本のエンブレムは同じにして多少の仕様変更をすることはできますが、何が最も重要なのかをよく吟味して決めるのが無難です。

ロゴマークのデザインは目的に合わせて検討しよう

建設業の抱えている課題を解決するのにロゴマークは有効活用できます。外部ブランディングか内部ブランディングか、外部ブランディングならターゲットは企業か個人かを考えてデザインしましょう。目的が明確にならないと有効なデザインに仕上げることはできません。

複数の目的があるときにも優先順位を決めて、最大の目的を達成できるようにするのが肝心です。

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